勇者たちの中学受験 感想

こんにちはドレアムです。

小学6年生の娘はスライムです。

 

話題の「勇者たちの中学受験」を読みました。

以下、ネタバレ箇所がありますので気になる方はここで退出ください。

 

全体的には塾名が実名で出ています。それゆえ、生々しいところが伝わってきて良いです。

 

アユタ編

神奈川県の話で、当初の志望校は御三家に近いところ。しかし、アユタの持ち偏差値から志望校をスライドさせていく心情が親子とも描かれています。

結果的には目標としていた学校には届かず、第5志望に行くことに。

4年間塾に通わせていたから、親としては見返りが欲しくなるという描写は親だからこそ理解できるところ。

しかし、合格した学校に通ってみたらアユタは楽しく過ごしているそう。

 

ハヤト編

早稲田アカデミーで3冠を目指せるスーパー小学生の話。

3冠とは開成、灘、筑駒を合格すること。

早稲アカでは特待生であり、授業料は免除され、灘を受けるときの旅費も出してくれるとのこと。

しかし、最初の灘に落ちると早稲アカの先生がハヤトを激怒。それが心理的に負担になり。。。

と、生々しい話です。家庭は壊れ、本書のなかでは偏差値が1番高いところに合格したのですが1番失敗したような描写。

ここまで生々しいと早稲アカにはネガティブな印象が強くなります。偏差値至上主義はいかがなものかと改めて考えさせられる話でした。

 

コズエ編

うのきという中小塾での話。

本書のなかでは1番偏差値の低いところだが、1番幸せそうな家庭。

親が娘と一緒に走っている様子が伝わり、ドレアムも参考にしなくてはと感じるところありました。

子供の成長が感じられ、ウチもこうなればと憧れたした。(同じ女の子だからかも)

 

全体

本書の言いたいことは、偏差値至上主義はおかしい。子供の成長や家庭の絆が感じられたら中学受験はやって良かったのでは。

ということと私は理解しました。

第一志望以外は全て第二志望というのも納得です。

親目線で書かれているため、うんうん。とわかるところが沢山あり、中学受験をしている、目指している方は読んでみることをオススメします!

 

それではまた!