独学で中学受験

こんにちは。

 

中学受験を検討しているご家庭では独学ではどうなん?

って考えるところがあるかなと思います。

 

お子様や家庭環境によるところが大きいので言い切りづらいところがありますが、

あえて言い切ると

「偏差値45以上の中学は合格困難」

です。

※偏差値は日能研のもの。

 

以下、理由を。

 

■勉強

誰がお子様に勉強を教えるのか。

親が中学受験を経験していないと、良い大学出てたところで解けない問題が多いです。

そして、自分が解けたところで、わからない子供にどうすれば理解させられるか。これがわからない親が殆どかと。

中学受験で出題される問題は学校の勉強ではまず解けないです。

特殊な問題なのです。

余程、優れたお子様でないと独学は厳しいでしょう。

 

■環境

大手塾ではテストの成績順に席順を変える、クラスを変えます。

これが子供の心に火を付ける。

競争心が芽生えるのです。

目の前にいつもニンジンや落ちる恐怖があり、長い受験勉強を飽きさせない仕組みになっています。

仲間と一緒に勉強するから頑張れる。一緒に行きたい学校があるから追い込める。など、同年代だから感じられるものが多いです。

独学だとこうしたことがないでしょうね。

 

■受験ノウハウ

大手塾は何十年と営業しているのでノウハウが蓄積されてます。

日能研ではMY日能研というサイトにて過去に自分の偏差値帯の人が何処に合格しているのかスマホから確認することが出来ます。

また過去問の解き方の指導や担任との面談など、私のように中学受験を経験してないものからするとそうしたノウハウが助かりました。

 

■親の時間

親が中学受験に知見があり、私の懸念は関係ないよ!となったとします。

その親が勉強を教えるとして、どれだけの時間を割けますか?

仕事終わってから、疲れた体で教えられますか?

遅く帰ってきたときは?

季節講習では6,7時間勉強することが多いです。

それをご家庭で出来ますか?

となると、一般家庭ではかなり厳しいと思います。

 

と、理由はこんな感じです。

 

では前向きに、中学受験を独学で合格できる偏差値帯はどこか。

 

私は先ほど偏差値45以上は合格困難と言いました。

しかし、偏差値40以下なら望みがあるかと思います。

偏差値40の学校の問題はかなり難しいです。

でも基礎をしっかり勉強すれば独学でも可能かもしれません。

2年しっかり独学で勉強して、偏差値35辺りが現実的なラインかなと。

それくらい、中学受験は特殊な世界です。

 

もちろん、独学で御三家とか特異なことはあるかもしれませんが、それは万に1つの事例であり参考にすべきではないかな。

 

もし、スライムが独学だったら…

中学受験出来てないかもしれません。

心折れて途中で辞めちゃうかなって。

それを乗り越えて中学受験出来たとしても今回合格貰えた学校にはとてもじゃないけど合格もらえませんね。

スライムは日能研に行く前は学校の勉強で困ったことがなかったです。いつも成績優秀でした。

それでも日能研では1番下のクラスか2番目のクラスなのです。

 

小学校の勉強が出来るから中学受験は独学で。

というのはオススメしません。

 

勉強出来る子なら大手塾に行かせて、さらに伸ばせてください!

 

それではまた!

 

 

 

お客様でも受験するべきか

こんにちは。

 

小学校の卒業式がもうすぐです。

スライムが中学生かぁ。早いなぁ

 

さて、このブログのタイトルでもある

「お客様」

これは二月の勝者で出てきた1番下のクラスは合格実績というより、お金を払い続けてもらう…

との意味合いで呼ばれたキャッチーな言葉です。

 

スライムは長い間、1番下のクラスでした。

6年生の春過ぎにw2に上がって、そこから最後までずっとw2。

 

1番下のクラスで、中学受験を諦める家庭もあるでしょう。

子供に向かないと判断されると。

そうなんです。

向かないってだけで頭の良し悪しではないのです。

中学受験はスピード勝負的な面が強いです。

時間がないなかで数多くの問題を解かせたり。

大学受験は思考力やスタミナ勝負的な面があるので別の競技かなと思います。

 

だから中学受験を辞める選択も否定はしません。

 

しかし、私はせっかく始めたなら辞めるのは勿体ないかなと思います。

 

先日のブログでも書きましたが、基礎だけやっていれば偏差値45くらいの中学なら合格できそうなのです。

※偏差値は日能研のもの。

一切、応用はやらずに。

 

この偏差値45の中学というのが、高校受験では偏差値60くらいになることがよくあります。

実際は中高一貫校なので数字以上に、高校受験組とは差が開きます。

中高一貫校はほとんどのところで高校2年までにカリキュラムを終え、1年間受験に特化したものになり、受験実績を作りにいきます。

 

これがデカいのです。

偏差値では測れないところかなと。

 

日能研では1番下のw1クラスでも偏差値45の中学は狙えます。

繰り返しますが、基礎だけやれば良いのです。

塾技でいえば無印の問題だけやれば良い。

★付きの問題はパス!

 

そう考えると、気持ちがラクになりません?

 

中高一貫校はメリットが大きいです。

先述したもの以外では高校受験がないので、そこにコストをかけなくて良いのです。

公立に行かせて塾に通わせる。

コストかかります!

公立でも結構コストかかるのです。

 

子供にもメリットはあります。

伸び伸び過ごせる環境で部活に打ち込める。

公立では中3の夏には部活を辞めるでしょう。

 

そして勉強面では

偏差値45くらいの中学であればテキストは御三家と同じようなものを使って授業するでしょう。

入った偏差値に関係なく高い環境で勉強するのです。

だから中学受験では入口が低くて出口が高いって学校は多いです。

 

御三家や名前が知られてるところじゃないと嫌!

という親のわがままは捨ててください。

中学や高校名を言う事なんて、人生でほとんどないです。

就職では大学名が重要であって高校名ではないのです。

 

そうすると、w1というお客様と呼ばれるクラスでも受験はしたほうが良いと思います。

 

お子様は既に、同級生の上澄みになっているのです。

中学受験組が公立に行くと、勉強のレベルが合わないでしょう。

お子様に合う環境で勉強させるべきでは?

 

ご参考まで!

 

それではまた!

 

サジー勧めてるアフィクソブログ

こんにちは。

 

あと少しでこのブログを終えようと思います。

そこで、少しだけ本音トークをしようかと。

 

批判はあるかと思いますが、おそらく多くの人が思ってても言い辛いことを。

 

子供の中学受験をだダシに小遣い稼ぎをしているクソブログがいくつかありますね。

中学受験の参考に全くならない広告ブログ。

特にサジー勧めてるの多すぎw

 

恥ずかしくないんでしょうか。

 

もちろん。このブログみたいに目立たないところが言うと負け惜しみ感が強いので多くの人は遠慮しているのでしょうが。

私はブログを卒業しようと思っているのではっきり言いたいなって。

 

もう一度言います。

子供の中学受験をダシに小遣い稼ぎしてるのはリスペクトできないし、クソブログだと思います。

 

いってみれば乞食みたい。

お金くださいって無心してるような。

 

恥ずかしくて人間なら出来ないレベル。

 

そうしたことをしたくなく、中学受験のリアルを伝えたく、そして自分が冷静になれる1つのツールとして私はブログを始めました。

 

念の為ですが、広告ブログが悪いとは思いません。

子供をダシにした広告ブログが乞食だと思うだけです。

 

自分の人生がクソだから、子供をダシにするしかなく。

恥ずかしい人間と思います。

 

さてこんだけ毒吐いても特に見られていないので安心ですw

 

それではまた!

 

 

 

お客様が合格出来る偏差値ライン

こんにちは。

 

このブログのタイトルは二月の勝者にあります

「1番下のクラスはお客様」

からきています。

スライムはw1という1番下のクラスが長かったです。

それでも頑張って、1つ上のクラスに上がり、結果的にw2で終えました。

 

さて、スライムの話を聞いてみると塾のクラス毎に合格できる偏差値ラインが見えてきました。

 

お客様と呼ばれた1番下のクラスですと合格できる学校の偏差値は

偏差値40〜45がボリュームゾーン 50の学校は困難

のようです。

※偏差値は日能研のもの。

 

スライムの友達でw1にいた子たちで、頑張ってた生徒でも50の学校に合格していたのは0人だそうです。

45だとちらほら合格が出てたけど…なかなか難しいようです。

 

w2では偏差値47から52がボリュームゾーン

55の学校は困難なようです。

 

こうしたことから言えることは下の方のクラスにお子様がいる場合は

基礎だけ頑張っていれば、お子様のクラスのボリュームゾーンには合格の可能性が高まる

ってことかと思います。

 

応用なんて捨てて構わない。

全国公開模試の難問なんて知らなくて良い。

日特なんて通う必要なし。

ってことも言えちゃうのかなって。

 

応用などを解くのは、無駄です。

もしかしたらウチの子が偏差値急上昇するかも!なんて思うのが親ですが

実際に上がる子なんてほぼいません。

 

小学6年生の夏過ぎでクラスはほぼ固まったと思って良くて。

なんなら小学6年生のスタート時のクラスでほぼ決まります。

※スライムは小学6年生スタート時w1でしたがなんとかw2に上がりました。

 

ネガティブなことを言いたいのではなく、効率良く合格するためには

ムチャな志望校設定をせずにクラスのボリュームゾーンの学校に絞って基礎のみの勉強をしていったらほぼ合格出来ると感じたからです。

 

私はそんなことを考えず、スライムにテストの復習の際は応用まで解かせていました。

※難問は解かせませんでしたがw

 

私は中学受験のことを知らなすぎたのです。

いつかは上がる…きっかけがあれば…

なんて。

 

そのせいでスライムには負担を掛けてしまいました。

もし、今の知識で1年前の3月だったら。

スライムの中学受験はもっと楽だったように感じます。

 

w1やw2では応用は入りません。

基礎だけしっかりしてれば、ボリュームゾーンの学校なら合格の可能性は高いでしょう。

応用なんて時間の無駄です。

 

あと少しでこのブログも卒業しようと思います。

それまでお付き合いいただけたら嬉しいです!

 

 

 

中学受験を終えて 日能研の感想

こんにちは。

 

スライムは熱を出してダルそうにしてます。

おそらくインフルエンザかと。

病院は本人が嫌がるので行かせてません。

ワクチン接種済なので、比較的症状が軽めです。

 

さて、そろそろ小学校を卒業します。

6年前は幼稚園でした。それが小学生になれるのかな?なんて思っていたのがあっという間です。

 

中学受験は低学年の頃から意識はしてましたが、実際に日能研に通わせたのは小学四年生の2月。

 

それから時が経ち、都立中は残念でしたが私立熱望校に合格し、春から中学生になります。

 

そして、我が家の中学受験は終わり、少し時間が過ぎ。

冷静になったところで日能研の感想を書いていこうかと。

 

◯金額

以前書きましたがトータルざっくり170万円掛かりました。

塾はサービス業なのでモノが残りません。

スライムの頭脳に残ります。

※残ってて!w

しかし、面倒を2年間見てもらい。

その2年間のうち季節講習のときはほぼ1日。

競争相手や友達も出来たので、相応の金額かなと。

だから納得できました。

 

◯教育

先生の当たり外れが大きい。

特に算数理科が外れました。スライムは分からず帰ってきて、次の日パパ塾って流れが多すぎ。

私の負担が大きかったです。

難問がわからないなら仕方ない。しかし、基礎が分からないのは先生の責任が大きいと思います。

また、わかるまで残らせるということはなく、ほぼほっとかれるスタイル。

だから日能研に通っていれば成績が上がる なんてことはありません!

もちろん、自宅学習は必要です。しかし、自宅学習出来ないほどの理解でスライムが帰って来ると頭が痛くなりました。

クラスが変わり別の先生だと、分かって帰ってきたりするので、当たり外れが大きいなぁと。

 

◯最後の伴走

おそらく、中学受験が親子一緒に走る最後のイベントでしょう。

スライムは1人で塾に行くのが大変というので、

妻が送り迎えしたり。

わからないところは私がパパ塾やったりしたことはスライムのなかで一生残るかな。

家族で一緒に頑張り、絆が強くなったようなw

おかわりはしたくないですが、良い思い出です。

 

◯担任

日能研では担任のような制度があり、面談やフォローをしてくれます。

この先生が良い人らしく、スライムは気に入っていたようです。

こうしたところは塾っぽくなくて日能研の良いところです。

 

ってなところですね。

 

中学受験はやって良かったと思います。

しかし、おかわりはいらないw

 

なにより、スライムのチャレンジしたことで大きく成長したのが嬉しいですね。

 

それではまた!

 

 

私立中学受験算数のいびつさ

こんにちは。

 

スライムはこの間、絵の関連で表彰されました!とても嬉しそうにして、こちらも誇らしい気持ちです。

ひょっとしたら才能があるのか?と思い込みたい親の心境ですw

 

さて、中学受験が終わり、冷静に振り返ってみると…

やはり私立中学入試算数にいびつさを感じました。

 

小学生が受験するのに、連立方程式三平方の定理、階乗などを用いて解くような明らかに中学や高校で習うような問題が出題される。

 

もちろん、小学生の範囲での解き方もあるが、そんな解法では時間が足りない…

 

そこまでレベルを上げないと比較や選別が出来ないのでしょう。

しかし、都立中受検の算数は小学生の範囲内で解ける問題となっています。

それで選別等が出来ているのです。

 

小学生に中学や高校の範囲が出来なくて当たり前なのに、それが出来ないと偏差値が低く出て。

そのせいで子供が算数を苦手と意識するようになり、苦手となると、どんなものでも否定から入ってしまい。

そうなると出来るものでも嫌いになって…

 

と、負のスパイラルに入る可能性があるなって思います。

 

中学受験をする子供達は学校での成績は抜群でしょう。学校では算数が得意な子に見られるけど、塾では出来ない子の扱い。

 

スライムは私立中学算数が得意ではなかったですが、やや好きな方でした。

今はわかりません。ひょっとしたら嫌いになってるかも。

 

私立中学の算数で難問を出してる中学には好感が持てませんね。良問を出しているところには好感が持てます。

 

これから中学受験するご家庭では、是非、偏差値ではなく、お子様が解いた問題のレベルをみてください。

絶対、褒めてあげたくなりますから!

 

それではまた!

 

ウチが偏差値で学校を選ばなかった理由

こんにちは。

 

今日は急に寒くなりましたね。厚着をして出勤しました。こう寒暖差がキツイと体に障りますね。

皆様、お体を大切に!

 

スライムは元気に登校してます。学校が楽しそうで何よりです。友達と春休みの計画を立てると言ってます。どこに行くのか?こうして親離れをしていくのでしょう。

 

さて、ウチは良い意味でも悪い意味でも偏差値で学校を選びませんでした。

その理由について説明してみたいと思います。

 

主に以下2点となります。

 

1.中学受験で入学する学校はある程度のところであれば、かなり教育レベルが高い

⇒これは使っているテキストからわかります。

 英語ならΝewtreasure、数学なら体系数学など。

 私立一貫校で使うテキストはレベルが高いです。だから教育は必然的に公立より高くなります。例えば、上に挙げたΝewtreasureは中学3年間で英単語3300程度だそうです。公立のテキストでは1300程度とのこと。

ちなみにスライムが通うことになる私立中学は御三家と呼ばれる高偏差値帯のとある学校とほぼ同じテキストを使います。

だから、ある程度の学校であれば教育レベルは高いことがわかります。

高偏差値の学校の進学実績が良いのは、友達に東京大学を目指す生徒がたくさんいれば、それが当たり前となり一生懸命勉強するのでしょう。そうして進学実績が作られていくと想像します。

だから高偏差値の学校に行けば偏差値の高い大学に合格…とは言いづらく、結局は本人の努力によるものと理解してます。

よって、私立一貫校なら偏差値は気にしなかったです。

 

2.偏差値+−5くらいならほぼ同じ教育環境

⇒実際に学祭などで、学校に行ってみて感じたことは生徒は皆しっかりしていました。

もちろん、外行きの顔をしていたのでしょうがそれでも立派でした。

そして、先生方の説明も学校の校風で違いはあれど、進学実績を作るために努力されてることは感じました。

だから、偏差値で選ぶのはバカらしいなと。

スライムがやりたいことで選んで欲しいと強く思いました。

例えば、国際的な学校ですと、英語をシャワーのように浴びせ習得させるって学校もありました。

スライムはリベラルアーツに興味があり、そこに力を入れている学校を選んでました。

ただ、入試は別もんですw

5違えば安全校にもなり、チャレンジ校にもなります。

 

 

ちなみにウチが都立中を本命にしたのもこうした理由があります。

同じような環境なら近くて安い学校が良いよねって。

 

それではまた!